父の入院時の思い出

昨日は母の内科の通院日だった。

スタッフ全員いつも親切で朗らかである。

母は整形外科と内科の二つの医院に通院中だが

どちらのスタッフも気持ちよく接してくれる。

妻にいつも親切でとても感謝しているのだと話しているうちに

父が入院した時に病院のスタッフに対して感じた

様々な嫌で気持ち悲しく切なくなった気持ちが蘇ってきて

妻にその時の記憶を話した。

止まらなくなりしばらく喋った。

母の通院先の親切に心から感謝しているのに

感謝の話をすればするほど

父の時の嫌な気持ちが心の奥から湧いてきて

自分で自分が嫌になった。

 

父の入院が重なる度に私はお世話になる病院への感謝でいっぱいだった。

看護師さんたちの顔色を見て自分の気の利かなさが良くないのだと凹んだのを覚えている。

でも実際の私はあの時、「あの看護師さんたちは嫌だなあ」と感じてもいたのだ。。。

幾つかの嫌な気持ちが記憶に刻まれているが

それは私の性格上の事で私の反省すべき点である。

もっと別の「大切」を刻むべきだ。

 

私は父がお世話になった病院のスタッフたちは日々忙し過ぎたり

人間関係等々がストレスになっていたのかも知れないと思う。

仕事に選んだ事を恨むように時間を過ごすなら

選んだ気持ちの原点を振り向き

後悔するならば辞める勇気を持つのがいいと思う。

 

そして私はそんな昔の嫌な記憶を忘れてしまえる

サバサバっとした人間になりたいなあ。